脱衣室の壁を漆喰にしようか悩んでいつの間にか2年経っていました。
漆喰壁にすることで心配がいくつかあった為、なかなか踏み切れずにいた為です。
しかし今回、思いっ切って漆喰壁にすることに決めました!
夫婦でDIYを好きと言うこともあり、憧れの塗り壁に挑戦したい!
漆喰を塗りたい!
塗ってみたい!
漆喰壁が完成するまでの問題やあれこれを公開させていただきます。
脱衣室に漆喰は適しているのか?
漆喰の有名なメリットの一つに『調湿効果』があります。
『呼吸する壁』なんて言われたりしていますね。
空気中の湿気が多い時は吸収し、乾燥している時は放出して湿度をコントロールしてくれます。
湿度をコントロールしてくれることによって、カビやダニを抑制してくれるのです。
リビングやキッチン、トイレなどの部屋なら調湿効果って凄く嬉しい効果ですよね!
我が家の場合、脱衣室の壁で漆喰壁を検討しているのです。
もちろん、脱衣室も調湿効果は嬉しいし、湿気が多い場所なのでむしろ良いのではないか?と思っていました。
しかし…
よくよく考えてみると、脱衣室はお風呂場から湯気が流れこむじゃないですか。
その湯気を漆喰壁が吸います。
湿気を吸いすぎて逆にカビが発生してくるのではないかなーと言う心配が出てきました。
色々な漆喰の説明書きを読みましたが、どれにも漆喰を塗るのにおすすめの部屋に脱衣室は載っておらず不安は増すばかり…
それはそうですよね!
脱衣室は湿気ますもん!
湿気を吸うばかりではいけませんので、湿気を放出することがうまく出来れば脱衣所にも塗っても大丈夫だと思うんです。
なので換気をこまめにしてあげれば、カビを防ぐことが出来ると判断し、我が家は脱衣室に漆喰を塗ることにしました!
もちろんカビた時は自己責任ですよ~!
洗濯機を移動しないとキレイに塗れない問題
洗濯機の背面と側面に壁があるので、漆喰を塗って乾くまで洗濯機を移動することにしました。
移動しないと、奥の角っこの方がキレイに塗れないと判断したからです。
しかし、移動するとなると洗濯機の給水ホースと排水ホースを外さないとないといけません…そして終わったらまた取り付けないといけません。
面倒くさそう!!って思いました?
ネットで調べてみるとそんなに難しくないみたいでしたので、主人にやってもらいました☆(私はやっていません)
2、3日洗濯出来なくなるので、ホース類を外す前に洗濯は済ませておきますよ!
我が家の場合は、洗濯出来ない間は実家に洗濯物を持って行って洗濯させてもらいましたが、コインランドリーで洗ったり、終わるまで洗濯物を溜め込むと言う手も有りかと思います。
洗面台を外して塗りたい問題
我が家の洗面台は鏡の後ろが収納になっていて取り外せる物でした。
洗濯機同様、洗面台を取り外して出来る限りキレイに塗りたかったのです。
見えない所ではあるのですが…見えない所もキレイに塗りたい派です!
でも洗面台は外すのを諦めました。
外して漆喰を塗ると漆喰の厚さで2㎜くらい増えるので、我が家の洗面台の場合は元に戻せなくなる可能性があったからです。
洗面台の裏は以前の壁紙のままと言うモヤモヤな気持ちは残りましたが、洗面台は外さずに漆喰を塗っていくことにしました。
お風呂は使わない方が良いんじゃないのか問題
我が家にはやんちゃな幼児がおります。
漆喰を塗って乾くまでの間、触れないように死守しないといけません!
一番危険なのはお風呂に入る時…必ず通りますもんね。
なので、これまた実家でお風呂もお世話になりました。
その時に一緒に洗濯をさせてもらいます。
こういう機会に温泉や銭湯なんかに行くのも良い思い出になるかもしれませんね♪
漆喰を塗る過程
脱衣室に漆喰を塗っていく過程を紹介させていただきます。
漆喰は、『Gray tone stucco』を選びました!
画像を見て一目惚れです~
マットな質感と絶妙な色味に即決でした!
グレーの濃さが4段階あり、2色使って塗ることにしました。
漆喰を塗るのは初めてのド素人夫婦の挑戦です。
薄い色味の『モーニングフォグ』をベースに塗って、次の濃さの『クラウディ スカイ』を所々塗り馴染ませてアレンジ出来ると知って、その方法をチャレンジしました。
脱衣室は2帖ほどの広さで、モーニングフォグを16㎏、クラウディ スカイを4㎏購入しました☆
きっと漆喰が余るだろうからトイレも塗ろうかな~とか言っていたのに、それほど余りませんでした。
前日準備
漆喰が他の所に付かないように養生、保護をしますよ~。
漆喰を塗るのはどれくらい時間がかかるか検討もつかなかったので、次の日の朝いちばんから塗れるように、前日に養生を済ませておきました。
これが意外と時間かかりました。
窓枠や、ドア枠、巾木、洗濯機用の蛇口などマスキングテープやマスカーテープで養生して…1時間以上かかったでしょうか。
この時、タオルハンガーは取ってしまいました!
ついでにアイアンのタオルハンガーに変えてしまおうと言う思い付きです。
洗濯機は脱衣室の真ん中に置いて作業するので、漆喰が付かないようにマスカーテープのビニールを広げて保護しました。
この時、脱衣室にあるスイッチカバーも取ってスイッチも養生テープでカバーしましたよ!
スイッチカバーは良くある白いプラスチック製の物でしたが、こちらもついでに出来上がったら木製の物に交換します。
そして、なかなか出来ない洗濯パンの掃除も出来ました☆
当日
念願の漆喰塗りです♪
漆喰は塗る前日に家に届くようにしてもらいました。
↓開けたらこんな感じです。
届いた箱がそのまま容器替わりで、終わった後の片付けも簡単でした☆
漆喰は上から下に塗るのだそうです。
天井は塗るのか迷いましたが、天井だけ白いのは後で後悔しそうだったので塗りました!
予想通り、両腕筋肉痛、腰、肩、首やられました。
これから天井を塗られる方、覚悟して塗ってくださいね!
夫婦2人で、同時進行で塗っていきました。
上から下へ塗っていかないといけないのに~!
2人で塗っていると、上の方担当が遅いとこうなってしまいます。(はい、それは私です!)
2人で塗っていると、同じように塗っていても素人なので塗り方がそれぞれ微妙に違うので模様が均一になりません。
1人が塗っていって、もう1人が仕上げていった方がキレイに出来るかもしれませんね。
塗って2時間後くらいの壁です。
乾くにつれて色が薄くなっていきます。
↑こちらは塗って半日くらいです。
先に塗った下の方は乾いてきている感じです。
気に入らない所を直したりしまがら、塗り終えたのはなんと22時です!
途中1人抜けたり、入れ替わったりしながらでしたが、結構時間かかりました。
手際が悪かったのでしょうか…2色使いながら塗ったのも時間がかかった理由の1つですね。
↓2日後、乾いた物がこちらです!
かなりド素人感出てますが、自分たちは大大大満足です♪
色ムラや塗りムラも味があって気に入りました!
凄く大変で労力使いましたが、漆喰を塗ったと言う経験も出来て、良い思い出になりましたよ☆
漆喰を塗ってみた結果
塗ってみた結果、我が家の場合はカビの心配はなかった様です。
それより!
今までお風呂から上がったら洗面台の鏡はすぐに曇って、曇り取りスイッチを押して曇りをとっていたのに…まったく曇らなくなりました!!!
これは凄いありがたい効果ですよー!
鏡が曇って、曇り取りスイッチ押して、なかなか取れなくて待てないから手でやっちゃうってことがなくなります!
漆喰って本当に湿度調節してくれてるんだー!って実感しました☆
まとめ
とっても大変でしたが、完成した時には漆喰壁のある生活が待っています☆
これから漆喰に挑戦しようかと思っている方の参考になれば嬉しいです。
お読みいただき、ありがとうございました!